2006-05-07から1日間の記事一覧

「私の神経症性」

斎藤環の本をぱらぱらと読んでいて、最近の作品では、作中人物が自分が虚構であることを意識するようになった、という意味の文章にぶつかって思わずうなずいてしまった。今読み返すと、斎藤は小説のことだけ考えているわけではなく、「ほとんどのジャンルで…

北京の印象

5日間北京を訪れて、あちこちをぶらぶらしてきた。友人のSさんの家に泊めていただき、Sさんの知人の若い研究者に紹介してもらったり、Sさんの先生に街を案内してもらったり、毎晩遅くまでSさんにいろいろと話を聞かせてもらったり、彼には本当に感謝するし…