2006-07-05から1日間の記事一覧

本多秋五「蔵原惟人論」

プロレタリア芸術運動が、むしろ芸術上のアヴァン・ギャルドに源流を持つ、という本多の説。確かに考えてみる必要はあると思える。 プロレタリア芸術運動は、その担当者からいうも、その内容からいうも、プチブル・インテリゲンチャの革命的芸術運動だった、…

というわけで

しばらくプロ文がらみのエントリー(メモ)がつづく予定。ますます一般人の関心の彼方へ。

平野謙

前準備のつもりで、平野謙の『昭和十年前後』。 これがすごくおもしろい。まじでやばい、と思いつつ、しかし平野謙を本気でおもしろがっている自分の方がやばいだろう、と気づく。自分もついに(昭和文学)オタクになったかという気持ち。どちらかといえば、…

やれやれ

昨日の朝、ようやくずっとかかりきりだった原稿を送る。 しかし、あいかわらず枚数は超過で、編集部がなんというのかわからない。とにかく手を離れただけでよしとする。 そういうわけでほっとはしているのだけど、実はさっそく次の原稿の準備にかからなけれ…