近くの市場へ

shiku2006-02-27

おととい、大学の裏手の方角の街並を、久しぶりに同居人やI先生と散歩した。広州自体がかなり猥雑な雰囲気をもったところだが、この一角はそのなかでもちょっと荒々しいような活気にあふれている。広州人ではなく、各地から広州にやって来た人たちが住み着いているところだともいい、あのあたりは治安が悪いからあまり行かない方がいい、というような話も聞く。確かに、歩いていてもどことなく人々の顔つき、身振り、店の構えなどが違う気がする。そして、におい。強烈などぶ川のにおい、まいあがる土ぼこりのにおい、市場の肉や野菜のにおい。その市場では、豚がアジのひらきのように縦にまっぷたつにされて、ドンと投げ出されている。それほど広いスペースではないけれど、肉,魚、果物、乾物などなんでもある。路上には,野良ともなんともつかない犬たちがうろうろ。実は日の高いうちに来たのははじめてで、ゆっくり街をながめることができた。また、ときどき覗いてみようと思う。