中原昌也を読ませてみたら

今日は大学院の授業で中原昌也を読ませてみた。なにしろ前の日に、同じメンツでプロレタリア文学などという大時代な(?)ものを読んでいるので、少し気分をかえてあげようと最先端(笑)をとりあげることにした。中原昌也などが出てくる日本の特殊文脈が伝わるものかと少し心配していたのだけど、みんな案外的確なことをいう。これだけ社会の構造が違っても、若いというだけで共有する時代性があるということか?*1。来週は絲山秋子の予定。

*1:上がつまっていて、いつまでも大学に滞留している日本の大学院生と違って、こちらの子たちは本当に若い